地方移住して仕事を探したい!メリットと探し方、おすすめの仕事を紹介

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「自然豊かな環境での生活や、ストレスの少ない通勤環境など、地方移住には都会にはない多くの魅力がありそう……」。地方暮らしに夢をふくらませている方が増えつつあります。しかし、具体的にどんな良いことがあるのか、逆に問題点としては何があるのか、あまり情報を得られていないという方も多いのではないでしょうか。 今回は、地方移住のメリット・デメリット、仕事探しの方法や、移住後に適した職業について詳しく紹介します。

地方移住して仕事するメリット

「地方に移住して働く」ことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、5つのポイントを紹介します。

ワークライフバランスを実現しやすい

地方での仕事は、時間の自由度が比較的高まり、充実したプライベートを確保しやすくなります。具体的には、地方は職場の近くに住居を構えられるケースが多いため、通勤にかかる時間が短縮され、自分のための時間を増やしやすいのがメリットです。趣味や家族との時間も増え、ワークライフバランスを実現しやすくなるでしょう。

通勤ラッシュがない

都会では満員電車や渋滞のストレスが日常的ですが、地方は都会に比べて人口が少なくこうした通勤ラッシュから解放されます。毎日のストレスが軽減され、仕事の前後もリラックスして過ごせる可能性が高くなります。

自然豊かな暮らしができる

自然に囲まれた生活を楽しめるのも地方移住の魅力です。豊かな自然環境の中でのびのびとした生活を送り、キャンプやハイキングなどのアウトドアアクティビティも気軽に楽しむことができます。

一方で、自然災害への備えも必要なため、地域の特性に合わせた対策を心がけることが大切です。

生活費が抑えられる

地方では、都会に比べて生活費が抑えられる傾向にあります。特に住居費や食費、光熱費などが安いため、経済的な負担が軽減される点は魅力的です。

子育てしやすい

地方の広々とした環境の中で子育てができることは、家族世帯にとって大きな魅力です。都会の悩みとして、子どもを遊ばせられる公園が少ない点もありますが、地方では自然に触れる機会が多いことで、子どもが健やかに成長しやすい環境が整っています。

また、子育て支援制度が充実している自治体もあり、子育て世帯の移住を積極的に支援しています。

地方移住して仕事するデメリット

地方移住には、先述のような魅力的な面が多い一方で、デメリットも存在します。都会とは異なる環境に適応できるかどうか、仕事や生活に支障がないよう事前に確認しておきましょう。

求人数が少ない

地方は求人数が少なく、特に専門職や特定の分野では就職が難しい傾向にあります。選べる職種も限られるため、希望するキャリアパスが難しいかもしれません。事前に地域の求人情報を調べ、現地での職業選択の幅を把握しておくと良いでしょう。

給与水準が低い

地方では、都会と比べて月給や年収が低めに設定されています。さらに、昇進スピードが遅く、昇給の上限が定められている場合が多い傾向にあります。給与面での見通しをしっかり確認し、生活費や貯蓄に影響が出ないように計画を立てましょう。

車がないと生活しにくい

地方では公共交通機関が限られているため、多くの場合、車がないと生活に支障が出ます。通勤や日常の買い物、子どもの送迎など、移動手段として車は欠かせません。車の維持費も考慮し、生活設計に取り入れる必要があります。

スーパーや飲食店、娯楽が少ない

都会と比べると、地方には飲食店やスーパー、娯楽施設が少ないため、不便さを感じることもあります。特に買い物や外食が好きな人にとっては、選択肢が少なく、物足りなさを感じるかもしれません。地域の生活環境に対する期待値を調整し、現地での生活スタイルを楽しめるよう心構えをしておくことが大切です。

地方移住の種類

地方移住にはさまざまな種類があり、移住者の背景や目的によって異なります。

株式会社マイナビの調査(2022年11月)によると、地方移住者のうち「Uターン」が48.4%と最も多く、次いで「Iターン」(31.8%)、「Jターン」(10.3%)、そして「多拠点居住型」(9.4%)が続くという結果でした。また、若年層では多拠点居住型がやや高い傾向が見られます。

出典:株式会社マイナビ「地方移住で満足度の高い働き方をするためには、どうすれば良いのか

Uターン

Uターンは、地方から都会や別の地域に移住した後、再び元の地方へ戻り住むことを指します。地方で生まれ育ったものの、一度は都会に出て仕事や生活を経験し、最終的に地元での生活を選ぶケースが多いのが特徴です。地元に戻ることで、家族とのつながりや地域社会との関係を再構築し、地域の活性化に貢献できます。

Iターン

Iターンとは、生まれ育った地域を離れ、まったく新しい地方に移住することです。主に大都市圏から地方への移住が該当します。都会での生活や仕事に満足できなかった人が、豊かな自然や落ち着いて暮らせる環境を求めて地方に移住することが多く、地域で新たな職や居場所を見つけるケースが増えています。Iターンの移住者は、地域の新しい風として受け入れられ、地域社会の活性化にも寄与します。

Jターン

Jターンは、地方から都会に移住した後、生まれ育った地方の近くの中規模都市や地方都市圏に移住することを指します。都会の生活や仕事を経験した後、地元からは少し離れた地方都市の近郊に住み、地域とのつながりを感じつつも、都会の利便性を享受できる生活を選ぶ、というケースです。Jターンは、地域と都会双方の特性を取り入れたバランスの取れた暮らしを目指すスタイルです。

移住先での仕事の探し方

都会の喧騒を離れて地方での新しい暮らしを考えている方にとって、移住先での仕事探しは大きな課題です。いくつかの方法を紹介しましょう。

自治体の支援情報やホームページを利用する

最近、多くの自治体が地方移住を促進するために、移住者向けの求人情報や企業とのマッチングサービスを提供しています。例えば、一部の自治体の公式ホームページでは、地元の企業と移住希望者をつなぐ専用ページが開設されており、求人情報やイベントの案内が定期的に掲載されています。

また、地域のハローワークも、地方ならではの求人を取り扱っており、地域特化の仕事探しに役立ちます。移住先の自治体の支援を活用しながら、現地の仕事情報にアクセスしてみましょう。

Uターン/Iターンの求人サイトやイベントを活用する

UターンやIターンに特化した求人サイトでは、地方で働きたい人向けの求人が豊富に掲載されています。

また、特定の地域で行われる合同説明会や、地方の企業と移住希望者が直接交流できるイベントも開催されることがあります。こうしたイベントに参加することで、現地の企業の雰囲気や地元の雇用ニーズについて、深く知る機会を得られるでしょう。

人材紹介会社・転職エージェントに相談する

地方での仕事探しに特化した人材紹介会社や転職エージェントを活用するのもひとつの方法です。地方転職に強いエージェントは、地域の求人情報に精通しているだけでなく、移住者が適応しやすい職場の提案や生活面でのアドバイスも行っています。

初めての地方での仕事探しに不安を感じている方は、専門のエージェントに登録し、サポートを受けることでスムーズに移住後のキャリアをスタートさせることができます。

地方移住者におすすめの仕事6選

都会から離れ、自然や地域とのつながりを大切にしたいと感じている方に向け、6つの職種をピックアップしました。

農業・林業・漁業

地方では、農業・林業・漁業といった一次産業の担い手が不足していることが多く、特に後継者不足が深刻な課題となっています。各地方自治体では、こうした業界に興味を持つ移住者向けに、研修や資金援助、就業支援などのサポートを充実させています。自然と向き合いながら生活できる仕事に興味がある方には、魅力的な選択肢です。

建設業

地方では、過疎化や高齢化が進行し、特に建設業において人手不足が顕著です。建設業界では、多岐にわたる職種があり、地域のインフラを支える役割を果たすために多くの人材が求められています。

さらに、各地域での公共事業なども活発に行われているため、建設業に携わることで地域社会に貢献できる点も大きな魅力です。建設業の職種について、詳しくはこちらもご覧ください。

建設業の職種一覧!仕事内容を分かりやすく解説

宿泊業

移住先で古民家や空き家を利用して、民宿やゲストハウスを営むのもひとつの選択肢です。特に観光地に近いエリアでは、地域資源を活かした宿泊施設が注目を集めており、訪れる人々との交流を楽しむことができます。また、地域活性化に貢献することでやりがいを感じることができ、地域に密着した仕事として人気があります。

医療・介護職

地方では都心部以上に高齢化が進行しているため、医療・介護職の需要が高まっています。医療資格や介護経験を持つ方であれば、地域社会のニーズに応える形でスムーズに職に就ける可能性が大いにあります。特に福祉関連の仕事は、地域住民との関係を深めながら働けるため、地方での生活に溶け込みやすいでしょう。

地域おこし協力隊

地域おこし協力隊は、移住者が地方の活性化を支援する仕事として、近年、注目を集めています。地域ブランドの開発や地場産品の販売促進、住民との交流などを通じて、人口減少や高齢化といった課題解決に取り組むことができます。また、地域に根ざした仕事であるため、地方移住後の新しい生活基盤を築く手助けにもなるでしょう。

公共事業関連の仕事

電気や設備関連の技術や資格を持っている方であれば、インフラ整備など公共事業関連の仕事でそのスキルを活かすことができます。地域社会の安全や生活基盤を支える仕事として、やりがいを感じることができるため、移住後も長く働き続けたい方におすすめです。

まとめ

地方移住にはメリットがあり、ワークライフバランスを実現しやすい点や生活費の安さ、自然環境の豊かさなどがあげられます。一方、求人数や公共交通機関の少なさなど、デメリットも把握しておくことが大切です。

移住先での仕事探しには、自治体の支援や求人サイトの活用が役立ちます。今回紹介した内容を参考に、地方での理想的なライフスタイルを実現しましょう。

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