目次
値上げばかりで生活できないときの対策1.家計予算を立てる
値上げが相次ぎ、生活費が上昇する場合、家計を効果的に管理するために家計予算を立てることが重要です。
最初に収入と支出を詳細に把握しましょう。月々の収入と支出をリストアップし、どれくらいのお金が入ってきているのか、どれくらいのお金を使っているのかを把握します。
そして生活に必要な支出(食費、住居費、光熱費など)を優先的に考えましょう。これらの支出に充てる予算を確保し、必要な支出をまずカバーするようにします。
また節約策を見直して、支出を削減する方法を考えることも重要です。食材の無駄を減らす、光熱費の節約、通信費の見直しなど、日常生活でできる節約ポイントを探しましょう。
さらに、貯蓄・固定費・変動費と大きく3つに分けて予算を決めると節約の意識が高まります。それぞれの内訳は貯蓄(2割)・固定費(5割)・変動費(3割)を目安にすると良いでしょう。
値上げばかりで生活できないときの対策2.格安スマホに変える
格安スマホにすることで通信費を大幅に削減できます。料金は契約プランによって異なりますが、各社の最も安いプランを表にしたので参考にしてみてください。
会社名 | プラン | 料金(税込) |
楽天モバイル | 楽天最強プラン 3GB | 1,078円 |
mineo | 1GBデータ通信のみ | 880円 |
OCNモバイルONE | 500MB | 550円 |
IIJmio | 2GB データeSIM | 850円 |
LIBMO | 無制限 データ通信のみ | 528円 |
イオンモバイル | データプラン 1GB | 528円 |
BIGLOBEモバイル | データプラン 3GB | 990円 |
※2023年7月時点
複数の格安スマホ事業者のプランやサービス内容を調べ、自分に合ったプランを選びましょう。また契約内容やサービスエリア、サポート体制などをしっかり確認することも重要です。
値上げばかりで生活できないときの対策3.保険を見直す
保険料の低い保険に変えるのもおすすめです。まずは現在加入している保険の内容を確認しましょう。各保険の保障内容や補償額、保険料などを把握します。保険の必要性や優先度を考えながら、必要な保険と不要な保険を見極めてみてください。
そして保険会社やプランを比較検討しましょう。複数の保険会社のプランや料金、特典を比較し、自分に合った保険を選びます。保険の種類によっては、同等の保障内容でも保険料が異なる場合があるため、じっくりと比較してみてください。
保険の更新時には保険料が上がることがあるため、できる限り更新前に保険を見直すとよいでしょう。また保障内容が社会保険でカバーできる部分もあるため、公的保障でカバーできない部分だけを民間の保険で補うようにすると良いでしょう。
値上げばかりで生活できないときの対策4.副業する
支出を抑えるのではなく、副業によって収入を増やすのもおすすめです。ただし、会社によっては副業を禁止している場合もあるため、事前に就業規則を確認しましょう。
また副業をすることは、肉体的・精神的な負担もかかるため、本業と両立ができるものを選ぶことが大切です。肉体的な負担が少なく、人気の副業としては以下が挙げられます。
・Webライター
・美容モニター
・アンケートモニター
・データ入力
上記は自宅でできる仕事やインターネットを活用した仕事で、時間や場所の制約がなく働けます。また、副業を選ぶ際は自分の興味のある分野や得意分野を選ぶと良いでしょう。自分のスキルや趣味を活かせれば、モチベーション高く働くことができ、スキルアップもしやすくなります。
値上げばかりで生活できないときの対策5.給与の高い会社へ就職する
給与は会社によって異なるため、転職すれば給料が上がる可能性があります。未経験であっても、給与水準の高い業界・職種へ挑戦してみるのも良いでしょう。ここでは、未経験者でも転職できる給与の高い職種を5つピックアップして紹介します。
1.ITエンジニア
ITエンジニアはシステムやソフトウェアの開発・設計・運用などを行う仕事です。IT分野は成長しており、多くの人材を欲しています。ITの専門的な知識が求められますが、未経験者にも門戸を開いており、転職しやすい職種のひとつです。
またIT業界はスキルや実績を重視するため、自分の頑張り次第で給与アップが狙えます。ITコンサルタント、ITスペシャリストなどにキャリアアップすれば年収1,000万円を超えることも夢ではありません。
またITエンジニアはリモートワークやフレックスタイム制といったフレキシブルな働き方が可能な職種で、ワークライフバランスを充実させたい方にもおすすめです。
2.介護職
介護職は高齢者や身体・精神の障害を持つ人々の日常生活のサポートやケアを行う仕事です。デイサービスや特別養護老人ホームなどの施設で働く方法と、利用者のお宅に訪問して働く方法と大きく2つあります。
介護職は少子高齢化の影響で需要が高く、求人が豊富にある点が魅力です。転職するために必要な資格もなく、転職しやすい職種といえるでしょう。また、介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を取得すれば給与アップも見込めます。
介護の仕事は利用者やそのご家族に感謝されることが多く、社会貢献している実感が得られる点も魅力です。心優しい方、お年寄りと話すのが好きな方は、ぜひ介護職を目指してみてください。
3.施工管理
施工管理は建設プロジェクトの現場において施工の進捗管理や品質管理、安全管理などを担当する仕事です。
建設業界はインフラに関わる仕事であるため安定した需要があり、将来性が高い点が魅力です。また施工管理は建設業界の最前線で働くため、技術や知識の向上の機会が豊富です。
新しい技術や施工方法に関する学びや経験を通じて、自身のスキルを磨き、成長できます。資格や経験によって昇進・昇給も狙えるため、向上心のある方におすすめの仕事です。
施工管理は未経験を募集している求人もありますが、専門的な知識が求められる仕事であるため、まずは派遣社員として働くのもよいでしょう。
人材派遣サービスの共同エンジニアリングでは、多くの施工管理の求人を扱っています。未経験者でも安心して働ける教育制度や研修プログラムもあるため、ぜひご応募ください。
4.営業職
営業職は、商品やサービスの提案・販売を行い、顧客との関係を構築・維持する仕事です。営業職は自身の提案や交渉力によって売上目標を達成することで成果を実感できる点が魅力です。また営業成績に応じたインセンティブもあるため、自分の頑張りが給与に反映される点も嬉しいポイントです。
営業職ではコミュニケーション能力や交渉スキル、問題解決能力など幅広いスキルが求められます。しかし、未経験者も積極的に採用しているため、基本的には誰でも挑戦可能な仕事です。営業で培った交渉力や提案力は別の仕事にも活かせるため、営業職での経験は貴重なものとなります。
コミュニケーション能力に自信のある方、インセンティブで給与を上げたい方はぜひ営業職を目指してみてください。また「営業職」と一口に言っても、IT業界や保険業界、不動産業界などさまざまな分野があるため、自分の興味のある業界を選んでみてください。
5.Webデザイナー
WebデザイナーはWebサイトのデザインを担当する仕事です。ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮しながら、Webサイトのデザインを設計します。
Webデザイナーは専門的な知識が必要な仕事ですが、デザインを学べるスクールや書籍があるため、未経験者でも学びやすいのが魅力です。
またパソコンひとつで完結する仕事であるため、リモートワークやフレックスタイム制などを取り入れている企業も多く、ワークライフバランスを重視したい方にもぴったりの仕事といえるでしょう。
スキルや経験次第では独立してフリーランスになることも可能です。自由度の高い働き方をしたい方、手に職をつけたい方はぜひWebデザイナーを目指してみてください。
まとめ
値上げばかりで生活できないとお悩みのときは、収入を増やすか支出を減らすかの大きく分けて2つの対策があります。すぐにできるのは支出を減らす方法ですが、我慢することによって精神的なストレスも溜まりやすい点に注意が必要です。収入を増やす場合は、転職か副業になりますが、自分に合った仕事を選ぶ必要があります。まずは負担なくできることから始めてみてください。