施工管理が激務って本当?評判の実情と働くやりがい・魅力

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施工管理はさまざまな管理業務を担っており、建設業の現場には欠かせない需要の高い職業です。建設関係の仕事に興味のある方であれば、一度は聞いたことのある方もいるでしょう。 しかし、「施工管理は激務」といわれることがあります。今回は、施工管理が激務といわれる理由を解説し、それでも働きたくなるようなやりがいや魅力についても紹介します。

施工管理が激務って本当?その実情を解説!

施工管理が激務といわれている理由と、その実情について解説します。

実情1.土曜出勤が多い

施工管理は、ほかの職種に比べると休みが少ない傾向があります

人手不足の影響や材料運搬の遅れ、天候不良などのさまざまな事情によって工事できる時間が限定されることも多く、土曜出勤が必要になる場合があるためです。

また、自身の休みが確保されている日でも、現場が稼働している場合は緊急連絡が入る可能性もあります。トラブルが起きた場合に、突然出勤を命じられるといったことも考えられます。

とはいえ、建設業では2024年から時間外労働(残業時間)の罰則付き上限規制が適用されます。多くの企業で週休2日制の導入が進んでおり、無理な休日出勤は是正されつつあるといえるでしょう 。

特に派遣の場合は36協定がきちんと守られており、サービス残業は一切ないなど、働きやすい環境が整っています。

実情2.納期前は残業が増えることがある

納期は契約によって定められているため、原則として遅れることは許されません。

しかし、天候やトラブルによって工事が遅延することも多く、竣工前は納期に間に合わせようとして残業が増えることもあります。

特に、公共事業や法人向けの建築を請け負っている会社であれば、年度末や年末などが繁忙期で残業が増えやすいです。

繁忙期に土曜出勤や残業が増えると、心身ともに負担を感じる人もいるでしょう。業務の拘束時間が多いことから、ワークライフバランスを重視したい人にとっては激務といわれることもあります。

また、前述した土曜出勤も含め、残業などの時間外労働が発生すると25%の割増賃金が手当として支給され ます。稼ぎたい人には向いている仕事といえるでしょう。

実情3.業務範囲が広い

施工管理は、現場での作業や指示出し、デスクワークなど、業務範囲が幅広いという特徴があります。

事務作業としては、現場に関わる外部の業者や職人の手配、工程や予算の管理、施工図のチェックや修正などが一般的です。

現場では、巡回しながら指揮監督を行い、また、安全管理や建物の品質管理も重要な役割です。

納期が迫っているタイミングでは、事務所に戻ってデスクワークというスケジュールも珍しくありません。

一人で担う業務範囲が広いために、責任の重さを感じることもあるでしょう。

大変な面もありますが、さまざまな経験が積めるというメリットもあります。日に日にできることや頼られる場面が増えていくため、成長ややりがいを感じやすい仕事といえます。スキルアップがしたいと考えている人であれば、より理想の働き方を実現できるのではないでしょうか。

実情4.転勤や出張がある

施工管理は、担当する建築現場によって働く場所が変わります。

そのため、基本的には出張や転勤が多く、大手のゼネコンや大企業の場合、より広範囲に移動するケースが多いです。

会社が手がけている範囲によっては、国内だけではなく海外に転勤する可能性もあるでしょう。

転勤先の仕事もいつかは終わりますので、建設が完了する度に場所が変更となることも少なくありません。

また、プロジェクトによっては短期間で出張や転勤を繰り返すこともあり、住まいが安定しないことをストレスに感じる人もいるでしょう。

ただし、地場のゼネコンなどであれば、仕事の範囲が近隣地域に限定されやすいため、出張や転勤はほとんどありません。

キャリアを積みたい人は大手ゼネコンや大企業、住まいを変えずに働きたい人は地域密着型の会社を選ぶと良いでしょう。

施工管理ならではのやりがい・魅力4選

激務といわれることもありますが、その分施工管理には多くの魅力があります。施工管理のやりがいや魅力について紹介します。

1.ひとつの現場をつくりあげる達成感が得られる

施工管理の仕事は幅広く、一筋縄にはいかないことも多いです。しかしその分、良い現場をつくりあげて納期までに工事を終わらせたときのやりがいは大きいものです。

また、完成した建物を見ることで自身が手がけた仕事の成果を実感でき、大きな達成感も得られるでしょう。

この点は施工管理ならではのやりがいであり、現場で指揮監督をしながら多くの業務に携わる苦労がないと得られない感覚といえます。

2.できることを増やせるので成長の実感を得られる

施工管理として入社してすぐは、業務をスムーズに進めることが難しく感じることもあるかもしれません。

しかし、経験を積むことでひとつずつできることも増えていき、あらゆる場面で成長を実感できるタイミングがあります。

現場の作業員とのコミュニケーションや指示がうまくできるようになったり、任される現場の規模が大きくなったりしていくと、自身のモチベーションも高まることでしょう。

3.未経験からでも収入アップを目指せる

施工管理の仕事は資格がなくても働けるため、未経験からでも採用される可能性があります。

ただし、無資格者が最初から直接雇用を目指すのは難しいかもしれません。無資格で未経験であれば、派遣社員として勤めるのがおすすめです。雇い入れる側の窓口が広くなり、資格取得の支援なども受けながらスキルアップしやすいです。

資格としては国家資格の「施工管理技士」が代表的です。担当する工事によってさらに複数の種類に分かれており、それぞれ2級と1級があります。

資格取得後は対応できる業務範囲が増えたり、資格手当を受け取れたりなど、収入アップが期待できます。

また、資格は自身のスキルの証明にもなるため、取得していれば大手ゼネコンへの転職も狙えるでしょう。

未経験で、施工管理の仕事に興味がある方は「共同エンジニアリング」へご相談ください。全世界で約11万人(2021年6月30日時点)の社員がおり、大手のゼネコンとのつながりも強い派遣会社です。

キャリア相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にご応募ください。

4.あらゆる組織を経験できる

現場は1~2年で変わることが多いため、そのスパンで新しい組織が編制されます。

基本的にはトップダウンの現場が多いものの、なかにはボトムアップで進める現場もあり、さまざまな組織での経験が積めるでしょう。

新しい現場では、以前の現場とカルチャーが異なることも少なくありません。雪が積もりやすい現場では除雪作業から始まるなど、エリアによっても作業工程は異なります。

現場が変わることは大変な面もありますが、新しい環境であらゆる経験が得られるのは大きなやりがいとなるでしょう。

施工管理で活躍できる/向いている人の特徴

施工管理はやりがいや魅力のある職業ですが、やはり人によって向き不向きはあります。向いている人の特徴といえば、以下の6つです。

・地道に努力ができる

・建設現場に熱い情熱を持っている

・日々の経験からあらゆる知識を吸収できる

・チームのなかで調整役を任されやすい人

・目的意識の強い人

・キャリアを広げたい人

基本的には、地道に努力ができて建設現場に熱い情熱をもっている人に向いているといえます。大変な業務を行いながらモチベーションを維持するには、建設の仕事に対する熱意が重要です。

あらゆる経験が積める仕事ですので、日々の業務の中で知識を吸収できる力も必要です。

また、チームの中で調整役を任されやすい人であれば、現場の指揮やコミュニケーションを取りながら、外部の業者とも連携を図りやすいでしょう。

そして、納期や安全を守る目的意識の強い人でなければなりません。

ゼネコンの営業職や設備管理、ディベロッパーのほか、IT系の仕事に転職する人もいるため、キャリアを広げたいという方にもおすすめです。スペシャリストやゼネラリストとして活躍する道も選べ、選択肢の多い仕事といえます。

まとめ

施工管理が激務といわれる理由には、休みが少なく残業が多いことや幅広い業務に対応する必要があること、さらに転勤や出張も頻繁にあることが挙げられます。

大変だからこそ、達成感や成長を実感することが多く、施工管理でなければ得られないことも多いでしょう。

未経験で無資格でも知識を増やしながら収入アップを目指せる職業ですが、最初から正社員は難しいため、窓口が広くサポートも受けられる派遣から始めるのがおすすめです。