キャリアがない30代も転職可能!施工管理の魅力を紹介

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30代でこれから転職を目指すなら、施工管理の仕事がおすすめです。建設業界は人手不足が続いていて、キャリアがない30代でも採用のチャンスがあります。施工管理なら特別な資格は必要なく、社会人経験が活かせるので、ぜひ転職先として検討してください。今回は、キャリアがない30代にとっての施工管理の魅力や求められるスキル、就業のポイントを解説いたします。

未経験かつ30代からでも施工管理ならキャリアアップを目指せる

30代になってから転職を考えたとき、収入が減ることを気にして迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。とくに、家族がいる30代は、より上の年収を目指す必要があります。

収入が気になる30代には、施工管理の仕事がおすすめです。施工管理職に就くのに特別な資格は必要ないものの、国家資格の「施工管理技士」を取得すればキャリアアップでき、収入を増やせる可能性があります。

施工管理技士には種別ごとに一級と二級があり、17歳以上であれば学歴を問わず受験できます。現場で働きながら知識や技術を学べば、施工管理技士は経験がなくても取得できる資格です。

必要な資格を取れば現場で責任のある立場で働けて、年収アップや昇任の道が開けます。向上心をもって仕事や勉強に取り組みましょう。

なお、施工管理の仕事でのキャリアアップの仕方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

施工管理のキャリアプラン!役立つ資格やキャリアアップのポイントとは

【キャリアがない30代の転職】施工管理の魅力

30代、キャリアなしでも転職しやすい仕事はいくつかあります。なかでも、おすすめなのが施工管理です。ここからは、施工管理の仕事の魅力を解説していきましょう。

施工管理の適性に年齢は重視されない

施工管理は次の「4大管理」が主な業務です。

・安全管理
・工程管理
・品質管理
・原価管理

施工管理は現場で働きながら、キャリアを積むのが一般的で、就業を始めるのに学歴や実務経験の有無は問いません。

実際に、厳しい年齢制限を設けない求人が多く、30代、40代になってからの転職もよくあります。

就業に特別な資格を必要とされない

施工管理職になるのに必須の資格がなく、就業の間口が広いのも30代の転職に向いている理由のひとつです。現場でまじめに働いて知識や技術を学べば、スキルアップもできます。

資格を取得すればより有利な立場で働けて、将来的にキャリアアップを目指せるのも30代にとって高ポイントです。資格手当が出る企業や資格取得支援をしている企業もあり、収入アップにもつながります。

需要に対して人材不足が続いている

建設業界は長年人手不足が続いていて、施工管理の仕事は売り手市場なので、30代の転職でも採用のチャンスがあります。

実際に、年齢不問、未経験者歓迎で求人している企業がたくさんあるので、自分の希望する条件にあった転職先を探しやすいでしょう。

30代の社会人経験が活かせる

施工管理は建設関連の技術職のなかでも、現場の管理能力やコミュニケーション力が問われる仕事です。企業は、社会人経験がありコミュニケーションスキルが充実した30代に期待しています。

一般的な業種への転職とは異なり、施工管理では30代の年齢やキャリアのないことは不利になりません。逆に、年齢や建設業以外の社会人経験の強みを活かした働き方ができます。

【キャリアがない30代の転職】求められる能力・スキル

施工管理の仕事で30代に期待されるのは、次の能力や資質です。

・コミュニケーション能力
・現場でのリーダーシップ
・マネジメント能力
・トラブル対処能力

それぞれを詳しくみていきましょう。

コミュニケーション能力

施工管理は、建設関連の工事現場で多くの作業員を監督する仕事です。若い人は年齢が上の職人さんに萎縮しがちで、コミュニケーションをとるのに苦労します。

ですが、社会経験のある30代はビジネスマナーやコミュニケーション能力を習得済みで、現場のムードメーカーとして活躍できます。とくに、営業職や接客業の経験がある30代は、施工管理の仕事に向いているといえるでしょう。

現場でのリーダーシップ

施工管理職には、現場全体を把握して必要な指示を出すリーダーの役割が求められます。施工管理職にリーダーシップがあれば現場の士気が高まり、工事全体の質が上がる効果が期待できます。

リーダー経験がある30代は多く、施工管理の現場でも実力を発揮しやすいでしょう。リーダー経験がなくても上司の近くでさまざまなノウハウを学んでいれば、スムーズに現場を指揮できるでしょう。

マネジメント能力

施工管理職には、マネジメント能力も求められます。現場責任者として作業員を管理する、工期に間に合うようにスケジュールを管理するのは簡単ではありません。

マネジメント能力を身につけるには、ある程度の経験が必要です。前職で後輩を指導し、プロジェクトの中心として働いてきた30代なら、経験が豊富でスキルに期待できます。

トラブル対処能力

施工管理の仕事には、天候による工期の遅れ、事故、クレームへの対処などの業務も含まれます。臨機応変に対応できる能力やリスク管理ができるスキルも必要です。

トラブルに対処するノウハウは、社会人経験が長い30代が得意とするところです。前職で培った実績やスキルは、採用面接で積極的にアピールできます。

キャリアがない30代が転職先を選ぶポイント

キャリアがない場合は、転職先に未経験歓迎の会社を選ぶ必要があります。応募条件や待遇、社風、仕事への取り組みは、企業によってさまざまです。まずは、給料や福利厚生の充実度も含めて、条件をしっかりチェックしましょう。

30代、未経験で施工管理の仕事を目指すなら、研修制度が充実した会社を選ぶことが大切です。研修制度があれば建設関連の基礎知識を習得でき、スムーズに現場に出られます。資格支援制度があるかも確認してください。

キャリアがない30代の転職では、採用面接をとおして仕事への熱量、やる気をアピールするのが成功のポイントです。

「なぜ施工管理へ転職するのか」「なぜその企業を選んだのか」は、具体的な事例を含めて説明できるようにしておきましょう。自分を雇用するメリットも志望動機に盛り込むと、採用試験で良い印象を与えられます。

【キャリアがない30代】施工管理を目指すなら正社員型派遣から

キャリアがない30代は、派遣の働き方も検討しましょう。一般的に、大手企業の正社員採用は新卒や経験者、ベテランが優先されがちです。 その点、正社員型派遣なら未経験の採用に力を入れており教育も手厚いので、誰でも挑戦がしやすい環境があります。現場の仕事は派遣先社員と変わりません。しかし、派遣先社員と違って基本的には残業の義務がなく、働きやすい派遣会社は多いので、前向きに考えてはいかがでしょうか。

共同エンジニアリングは、研修制度や人材教育が充実している会社です。入社後の研修で施工管理の知識や自信が身に付き、現場での活躍をバックアップします。資格取得のサポートもあるので、スキルアップをしたい方にもおすすめです。

また、大手ゼネコンの現場も扱っており、仕事の幅が広がります。30代キャリアなしで就業を目指すなら、どうぞお気軽に共同エンジニアリングにご応募ください。

まとめ

施工管理の仕事をするには建設関連の専門的知識以上に、コミュニケーション能力やマネジメント能力が求められます。建設業界のキャリアがなくても、社会人経験が豊富でさまざまなスキルのある30代なら、転職の可能性は十分にあります。キャリアがないから、30代だからとあきらめる必要はありません。正社員型派遣の働き方も検討して、ぜひ施工管理への就業を目指してください。