培ってきたリーダーシップを、地図に残せる仕事で活かす

2023年新卒で入社し、現在、施工管理の業務において活躍されている加藤眞裕氏。高校ではバレーボール部の部長として活躍後にスポーツを学ぶ大学に進学されたという経歴をお持ちです。そんな加藤氏に共同エンジニアリングを選んだ理由や、施工管理の仕事のおもしろさなどを語ってもらいました。

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「自分の強み」を気づかせてくれた、寄り添う面談

──学生時代に没頭していたことや、大学時代のことを教えてください。

高校時代はバレーボール部に所属し、部長を務めていました。そうした経験から、大学では、子どもから高齢者まで幅広く運動を楽しめる“生涯スポーツ”をメインに学んでいました。色々なアルバイトも経験し、コロナ禍ではありましたが学生以外の方と関わる機会を持つことができました。

──共同エンジニアリングへご入社されたきっかけはなんでしょうか?

「どんな仕事も、実際にやってみないとわからない」と考えていたので、就職活動では業界や職種にこだわりを持つことなく、幅広く話を聞きました。共同エンジニアリングはそのうちの一社だったのですが、会社説明会での「自分のやったことが目に見える形で残る仕事」という話が印象に残りました。施工管理という仕事もそこで初めて知り、「身近にない仕事で、日常生活とはまったく違う風景を見ることができる現場で働くのはおもしろそうだ」と感じましたね。当社を選んだ理由は、面接中に就活全体のことも含めて親身になって話を聞いてくれたことや、ゼロからのスタートでも、しっかりサポートしてくれる体制が整っていることが自分に向いていると感じ、入社を決めました。

──どのような点が親身になってくれたと感じましたか?また、「向いている」と感じた点を教えてください。

自分の成長につながる「気づき」などをもらったことが、心に残っています。話を聞いてくれるのはもちろんのこと、たとえばこれまでの部活経験についても「リーダーシップを発揮していたんだな」という自分の強みに気付かせてもらったことがありました。

実はそれまで「自分に強みや長所がある」とは思っていなかったのです。だから、単に耳ざわりの良い言葉をかけられるよりも、気づきを与えてくれるところに「本気で私と向き合ってくれている」と強く感じました。そんな環境の会社で、「施工管理という仕事はリーダーシップという長所を活かせそうだから、向いているかもしれない」と思ったことが当社を選んだ大きな理由です。もう一点、社会から常に求められ続ける「建設業の将来性や安定性」も魅力でしたね。

まだまだ勉強中。でも、周りのサポートで着実に成長

──現在のプロジェクトと、仕事内容を教えてください。

半導体工場内の空調設備に関するプロジェクトに従事し、施工管理業務を担当しています。7人のチームに所属しており、お客様先の担当者となる所長から指示を受けて動く形で、ベテランの図面製作者の方も所属しています。職人さんは20名くらいです。業務内容としては、職人さんが事故にあうことがないように安全管理をしたり、現場の各種調整を行ったりしています。空調設備は、工場を建築した後に作業するので、ずれたスケジュールや工程の調整などをすることで、建築に関わる職人さんと設備を担う職人さんの間の「橋渡し役」になるというイメージです。

──仕事で大変に感じることや、それを乗り越えるためにしている工夫を教えてください。

まずは体力的なところを乗り越えるのが大変でしたね。入社前からある程度覚悟はしていたのですが、最初の頃は工場内の階段の上り下りなどが想定していた以上に大変でした。ただ、やっているうちに体が慣れてきましたね。それ以外だと、日々業務を覚えている最中なのですがどうしても経験不足で、スケジュールや工程の「調整」が難しいときがあります。橋渡し役になるはずが板挟み状態になってしまうときがあり、そのときは力不足を痛感します。

ただ、そんなときは先輩たちに助けを求めると手伝ってくれますし、的確なアドバイスもしてくれる環境です。着実に力をつけて、近い将来的には全部自分だけで解決できるようになりたいです。

毎日の積み重ねが、やりがいや達成感につながる

──仕事のやりがいについて教えてください。

毎日現場に出ると、以前よりも着実に建物が高くなっていったり、設備が整っていくのが目に見えてわかることもあって、工事に携わっているという実感を持つことができます。また、入社してすぐは図面を見ても何ひとつわからない状態でしたが、だいたい2か月ほどかけて徐々に図面が読めるようになり、今では職人さんに「この空調についての記載は、どういうことですか?」と質問されたときに応えられるようになりました。知識や経験ゼロで入社してきたので、成長を身にしみて感じられます。ただ、まだまだ図面についても勉強中ですね。

成長を感じられる喜びといえば、最初の頃はずっと先輩の後ろについて回りながら仕事を覚えていったのですが、今ではひとりで行動することも増えました。職人さんとの関係も最初の頃は名前で呼ばれることもなく、「自分はとっつきにくいのかな?」と思ったこともありました。こちらから積極的に話しかけると、とても丁寧に教えてくれて関係も深まりました。職人さんに対して直接、業務をお願いできるようになったこともあって、今は名前で呼んでもらえるようになりましたよ(笑)

──将来挑戦したいことや目標はありますか?

今は将来的なことよりも、「やっている現場を安全に終わらせること」が優先事項です。まずは目の前のことを着実に進めるのが、現時点での目標ですね。現在は1日のタスクが多く、整理しながら進める必要があり、とにかく一つひとつをこなしていく段階だと思っています。

──最後に、応募を検討している学生へ向けて、一言お願いします。

私のように「ゼロからのスタート」という方も多いと思いますが、配属の前に研修があり、現場に出てからも営業やキャリアサポート課の先輩がしっかりと面倒を見てくれる会社です。私の場合は最初の頃、できることも少なかったので、仕事が早く終わっていました。そのとき、先輩たちは忙しそうにしていたので「自分だけ早めに退社して良いのだろうか?」と悩んでいたのですが、キャリアサポート課に相談すると「帰って大丈夫ですよ」とスパッと言い切ってくれたので、悩みはふっとびました(笑)。悩んだりすることなく安心して働けるように普段からこまめに連絡をくれて、信頼できる関係性をつくってくれるので頼れる存在です。そんな環境を作りあげてくれている会社なので、業務に集中することができています。