目次
先輩にも良い意味で気を遣わずに、フレンドリーな人間関係が築ける社風
──現在の仕事の内容について教えてください。
現在はコンストラクション事業部に所属し、主に人材営業を行っています。実際の業務としては、まず企業に対してテレアポを行います。アポイントがとれたら客先に出向いて、どのような人材を求めているのかをヒアリングします。ヒアリングした内容を社内に持ち帰り、条件に合うような人材を探し、提示します。
そして、お客様のもとで業務確認を行い、配属をしていくというのが業務の流れです。
──入社してから研修などはありましたか?
入社して1か月間ほど研修を受講しました。内容はPCスキルやビジネスマナーを学んだり、実際の営業内容を用いてロープレをしたりしました。その後、先輩社員の営業に同行しOJTしてもらったあと、GW明けからはひとりで商談に行くようになりました。
当初は先輩から離れることに不安もありましたが、今は自分なりに提案できることに魅力を感じています。
──就職活動は何を軸にしていましたか?
私は営業職や人材派遣会社を中心に、就職活動を行っていました。その中でも「自分の意見を伝えやすい環境かどうか」「比較的若いうちから人材が活躍している企業かどうか」を重視していました。学生時代のアルバイト経験から、自分の意見を伝えやすい環境の方が充実感もあり継続もしやすかったこと、ある程度年齢を重ねてから活躍するより、若い間に活躍できる方が学べることが多いのではないかと考えていたからです。
──共同エンジニアリングを就職先に選んだ決め手は何でしたか?
共同エンジニアリングは20代の採用担当者が多く、とてもイキイキしている社風に感じました。個人的には、大学が同じで、サークルや恋愛でも悩みを聞いてくれて、就活で悩んでいたときにも一番に相談に乗ってくれた先輩が働いているのも大きな要因でした。実際に入社してみて、良い意味で先輩にも気を遣わずに、フレンドリーな人間関係が築ける社風だと感じています。同期や先輩と飲みに行くこともありますし、ランチにもよく誘っていただいています。まさに情に厚い人が多いというのが共同エンジニアリングの魅力だと感じています。
最終的に共同エンジニアリングに決めたのは、私が将来やりたいことに対して、採用担当の方が共感してくださったからです。
私の夢は障がいのある方が派遣という働き方を、より柔軟に選択できるような世の中を創ることです。
そもそも大学の専攻は社会福祉学。実習でお会いした、障がいのある方の親御さんたちの姿が今も忘れられません。障がいのあるなしに関わらず、個々人にあった生き方を貫くことを尊重する姿勢がそこにありました。私は学生時代、派手な服装が好きだったのですが、周りからは「奇抜だね」「変わっているね」という反応も多くありました。当時、自分自身は見た目で悩んでいましたが、親御さんたちの姿から多くを学ばせていただきました。自分と同じように、障がいのある方も周りの目や世間の反応を気にして、自分らしさを発揮できない人も多くいるのではないかと感じています。
そこで、“その人にあった生き方を尊重すること”“自分らしさを発揮すること”をサポートしたいと、将来は障がい者雇用に関する仕事につきたいと思うようになりました。もちろん社会福祉士になる選択肢もありましたが、福祉の道に進むと、事業会社やそこで働く個人の意見を直接聞くのは難しいと就職活動をしていて感じました。だからこそ、まずは一般企業で働いて、将来的に夢をかなえるという考えに至りました。
就職活動の際に、夢についてお話すると「難しい」というリアクションを取られることが多かったです。そんな中、共同エンジニアリングの採用担当の方はみなさん共感してくださって、とてもうれしかったのを覚えています。
顧客の求めるものを提供でき、悩みを解決できたなと感じる瞬間がやりがい
──仕事のやりがいはどういうところに感じますか?
やりがいを感じるのは、取引先の企業様が求めるものと、共同エンジニアリングが提供できるものがマッチしたときです。お互いの悩みが解決できたなとうれしくなります。
簡単に条件が整わない中でも、どうやったらうまくいくのかを考え、先方と交渉しながら案件を成立させていけることにおもしろさを感じます。先日、土木の資格者を必要とする現場に対して、免許合宿で資格を取得することを前提に、まだ免許を持っていない方を配属することができました。先方の要件を引き出し、ご納得いただける条件を提案できたからだと思います。もちろんやりがいも感じましたね。人材派遣は動きがすごく早いため、自分の判断や仕事が少し遅れたことで、案件を取れずに悔しい思いをしたこともあります。一筋縄ではいかないこともおもしろさかもしれません。
──入社前と入社後のギャップはありましたか。
悪いギャップはほとんどないです。営業というと、とてもシビアに数字にこだわるイメージがありました。もちろん数字にこだわっているものの、数字が取れないからといって責められることはありません。「あせらなくて良いよ」「もっとこうしてみたら良いよ」というアドバイスをもらえて、背中を押してもらえるのがありがたいです。上司にもよく1on1ミーティングをしていただき、何でも話しやすい雰囲気です。
──どういう人が共同エンジニアリングに向いていると思いますか。
実際に働いてみて思うのは、熱意に満ちあふれている人、そして自分の意見をきちんと言える人は向いているのかなと思います。技術者さんからの悩み相談なども多く、ひとりで解決しようとすると自分が折れてしまいそうになることもあるため、ひとりでため込んでしまうタイプの人は、なるべく早めに周りに相談していくことをおすすめします。私は適度に先輩に相談できるような心もちでいないと、がんばれないなと日々感じています。
技術者さんとの距離も近く、他部署からも信頼されているような営業になりたい
──今後挑戦したいことはなんですか?
技術者さんとの距離も近く、他部署からも信頼されるような営業になりたいです。実際に、コンスタントに毎月契約を上げていて、社内のどこの部署の方にも好かれている先輩や、技術者さんとの距離が近くて、常に楽しそうに会話している先輩が身近にいることがありがたくて、背中を追いかけています。
プライベート面も含めていえば、結婚や子育てもしたいなと思っているので、両立しながら働き続けていきたいです。
また、入社してからわかったのですが、共同エンジニアリングでも、障がいのある方が自信や生きがいを持って社会参画を実現する「農福連携」に取り組んでいます。今後はこの取り組みについても、もっと学んでいきたいと思っています。
──松原さんの考える会社選びのコツや、熱意はありつつも就職活動に悩んでいる学生に対して、アドバイスをお願いします。
就職活動にあたって、まず自分の目標を決めることが大切だと思います。自分がどうなりたいという目標を先に決め、それを肉付けしていくと、志望理由も明確になると思います。私自身も深堀りをした結果、障がい者の雇用に携わりたいという想いにたどり着きました。
マインド面では、「わたしを採用しなくてどうするんだ」というぐらいの気持ちを持つことをオススメします(笑)。
小学生のころ、塾の講師に「イヤなことがあっても俺はツイてるって言っていれば、人生はそうなる」と、教えてもらったことを今も大切にしています。私自身、気は弱いし、人見知り。それでも“自分なら大丈夫”と思うようにしています。共同エンジニアリングに少しでも興味を持ってくださったあなたなら大丈夫! ぜひ、一緒に頑張りましょう。
※2022年12月28日時点の記事です