「支え合いながら成長する」営業担当と新人技術者の二人三脚

2023年に入社し、安全管理の技術職としてキャリアをスタートさせた三和咲聖さんと、三和さんの初配属を営業担当として支えた山田哲平さん。今回は新人技術者と営業担当として二人三脚で歩んだ日々と、それぞれの視点から語られる共同エンジニアリングの魅力を対談形式で語り合ってもらいました。

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技術職と営業担当の垣根を超えて、「ワンチーム」で不安や課題に対処

三和咲聖さん・山田哲平さん

未経験からスタートした技術職と、バックアップした営業担当。二人三脚でキャリアを前進

入社年:
(三和さん)2023年中途入社
(山田さん)2022年中途入社

現在の業務:
(三和さん)現場の安全管理 現場パトロール、撮影、報告書作成、安全倉庫の管理など
(山田さん)営業 お客様への技術者派遣の提案、配属までのフォロー、請求給与管理、技術者への訪問サポートなど

休日の過ごし方:
(三和さん)サウナ、格闘技観戦、ガチャガチャ
(山田さん)家の方付け、ポーカーの動画鑑賞、釣り

過去の現場経歴:
(三和さん)
2023年7月〜 原子力施設の安全管理(青森)
2025年1月〜 設備工場の安全管理(宮城)
(山田さん)
2022年4月〜 営業(コンストラクション事業部 東京支店配属)
2023年4月〜 営業(コンストラクション事業部 東北支店配属)
2024年7月〜 営業(プラント事業部 京葉支店配属・東北支店駐在)
2025年7月〜 営業(プラント事業部 青森営業所配属)

それぞれの決断を経て、共同エンジニアリングへ

――共同エンジニアリングに入社するまでの経緯を教えてください。

山田:以前はウエディング業界で、結婚式当日の進行を取り仕切る会場責任者をしていました。転職を検討したのは、コロナ禍で業界の先行きに不安を感じたのがきっかけです。当時は「営業スキルがあれば、どこの業界でも通用する」と考え、営業職に絞って探していました。

共同エンジニアリングを選んだのは、休日や給与などの条件面の良さに加え、面接の対応が決め手となりました。会社や仕事の良いところだけでなくリアルな部分も伝えてくれたことから、信頼できる会社だと感じました。

三和:理学療法士を目指して専門学校に通っていたのですが、コロナ禍の影響で対面での実技や病院実習がほとんどできなくなりました。このままでは、私が目指していた患者さんに寄り添った施術は難しいと感じ、中退を決意しました。

理学療法士を目指す過程で学んだ「人対人」のノウハウを無駄にしたくないという思いに加え、人手不足で若手が活躍できる可能性にひかれ、建設業界に目を向けました。学生時代は小中高とバスケットボールに打ち込み、チームで何かを成し遂げることが好きだったので、「団結力が求められる建設業は自分に合っているのでは」と感じました。未経験からでも活躍できる環境を探す中で、共同エンジニアリングに出会いました。

現場の挑戦に寄り添う。営業担当との信頼関係が支えに

――三和さんの初配属時の担当が山田さんだったそうですね。お互いの第一印象はいかがでしたか?

山田:東京から東北支店に異動して、初めて担当した未経験の技術者が三和さんでした。履歴書の写真を見たときは「大人しそう」という印象だったのを記憶しています。しかし、実際に話してみると、若いのにはっきりと自分の意見を言えるとても頼もしい青年で、「この人は現場でも活躍できるだろう」と直感しました。

三和:山田さんは年齢が近く、何でも話しやすそうな優しい雰囲気で、安心しました。実際、配属後は数えきれないほど相談させてもらいました。

――三和さんの初めての現場は青森だったそうです。初配属で大変だったことはありますか?

三和:私は地元も青森なので、当初はそこまで心配していなかったのですが、実際は多くの困りごとに直面しました。配属先である原子力施設の現場には全国から人が集まっていて、飛び交う方言を理解するところから始まりましたし、人間関係も一から築く必要がありました。

何より、私が担当する「安全管理」は経験豊富なベテランが担うことが多いので、「こんな若者で大丈夫なのか」と思われる不安もありました。膨大な専門知識も必要で、毎日が勉強でしたね。

――山田さんはどのようにサポートしてくれましたか?

山田:私が意識していたのは、三和さんが現場で安心して力を発揮できるよう、営業担当としてしっかりと後方から支えることでした。安全管理の仕事は、地道な確認やコミュニケーションの積み重ねが大切です。

だからこそ、三和さんの現場での挑戦をまずは私自身がきちんと理解し、困ったときにすぐに動ける体制を整えること、そしてお互いに信頼し合える関係を築くことを心がけていました。

三和:山田さんはいつも、「支え合いながら、一緒に少しずつ前に進んでいこう」と温かい言葉をかけてくれました。その一言が大きな支えになり、自分の役割に誇りを持ち、目の前の業務に丁寧に取り組むことを意識するようになりました。

そうして現場での安全確認や改善提案を重ねるうちに、自分の取り組みが少しずつ成果につながり、派遣先の方々との関係もより良くなっていくのを感じました。山田さんの「支え合いながら成長していこう」という言葉は、今でも私の仕事の軸になっています。

物理的には一人での配属でしたが、常に山田さんや会社がバックアップしてくれるという「チーム感」があり、孤独を感じることはありませんでした。他の派遣会社の方からも、「共同エンジニアリングさんは、担当さんがよく来てくれていいね」と羨ましがられるほど、手厚くフォローしてもらいました。

技術者派遣の魅力は、万全のサポートのもと大手企業で成長できること

――三和さんは現在、仙台で設備関連の安全管理を担当しています。やりがいは何ですか?

三和:私たちの仕事は、工事担当者が見落としがちな危険を広い視野で指摘し、是正することです。働きかけにより事故を未然に防げたときや、無事故・無災害で現場を終えられたときに、その一助になれた達成感があります。

また、プラントと設備では安全管理のやり方が全く違うのですが、若いうちから両方を経験し、比較しながら学べるのは面白いですね。この経験は大きなアドバンテージになると感じています。

未経験者が入社するにはハードルが高い大手企業の現場で、第一線の方々と肩を並べて働きながら0から学べるという点でも、挑戦の機会に恵まれた環境だと思います。

――山田さんは、技術者をサポートする上で、どんなことを大切にしていますか?

山田:最終的にキャリアを決めるのは本人だということです。私たちはさまざまな道筋を提示できますが、自分の考えを押し付けることはしません。本人が自発的に「ここで頑張りたい」と思えるよう、信頼関係を築きながら寄り添うことを大切にしています。

三和さんに関しては、特に真面目で芯が通っていますから、「さまざまな現場で活躍できる」という信頼をおいていますね。

――改めて、共同エンジニアリングの「良いところ」はどんな点だと感じますか?

三和:技術社員と営業担当の間に垣根がなく、「ワンチーム」として同じ目線で働けるところです。手厚いサポートに「活躍して応えたい」と思わせてくれる魅力があります。資格取得の支援制度が充実しているのもありがたいです。

山田:サポート体制はもちろんのこと、社内ルールが常にブラッシュアップされていき、拠点間の連携が取りやすくなったことで、技術者のキャリアステップの可能性がさらに広がっている点です。東北地方の中でも、プラントから設備へ、といった領域を越えた挑戦もしっかり後押しできます。

――最後に、未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。

三和:私自身もまったくの未経験からスタートしましたが、挑戦するなかで少しずつできることが増え、自信を持てるようになりました。トライ&エラーを繰り返して、物事をより良くしていくのが好きな人なら、きっとこの仕事に合うと思います。大手企業の最前線で経験を積める機会も多いので、長い目で見ても大きな財産になるはずです。

山田:「これをやりたい」と決めたなら、共同エンジニアリングは全力で後押ししてくれる風土がありますし、自分の意見を伝えれば必ず反映される実感もあります。私たち営業担当も、技術者一人ひとりの声を丁寧に受け止めながら、一緒にキャリアを描いていきます。

※2025年10月29日時点の記事です