地元の求人の探し方!地元で就職するメリット・デメリットとは

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近年、地元での就職を希望する人が増加しています。マイナビ「2023年卒 大学生Uターン・地元就職に関する調査」によると、23年卒業の学生のうち地元(Uターン含む)就職希望者は6割を超えています。「両親や祖父母の近くで生活したい」といった意見が多数見られたほか、先が読めない経済状況で「家族のそばにいたい」「経済的に楽」という人も増えているようです。 では、実際に地元で求人を探す場合、どのように見つければ良いのでしょうか。特に郊外では、都市と比べて求人も限られてきます。今回の記事では、地元での求人の探し方や地元で働くメリット・デメリットを解説します。

地元で働きたい!地元の求人を探す方法は?

地元の求人を探す方法は、大きく分けて5つあります。自分の年齢や、それぞれの特徴をふまえ、探しやすい方法を実践しましょう。

求人サイト

インターネットが広く普及した現代では、Web上に掲載されているあらゆる求人サイトから求人を探すことができます。多くの求人を比較したい人におすすめです。

全国各地に拠点を持っているサイトや、地元(Uターン)転職に特化したサイトを利用しましょう。

しかし、求人サイトには膨大な数の求人が掲載されているため、自分に適した求人を探すのに時間がかかるデメリットもあります。求人の良し悪しを判断する必要があり、自分に合わない求人に応募してしまうおそれもあります。

求人サイトで求人を探す場合は、自分が希望する条件をしっかりとまとめ、業務に関する正しい知識を身に付けたうえで探すようにしましょう。

若者雇用促進総合サイト

若者雇用促進総合サイトは、厚生労働省が運用している企業検索サイトです。名前の通り、若者の雇用を促進するためのもので、主に20代~30代前半の人に適しています。

地元での求人を探すときに活用したいのが、都道府県ごとに魅力ある求人をまとめたページです。転居などの異動を伴わない地域限定正社員制度を導入している企業や、地域での働き方改革に取り組んでいる企業などが検索できるため、地元で働きたい人にぴったりです。

また、同サイトでは複数の認定制度が設けられており、女性が働きやすい企業や子育てをサポートしている企業として認定を受けた優良企業を探せます。個別サポートや面接対策、セミナーなども実施しているため、就職活動に不安を抱えている方も安心です。

転職イベント

職場や働いている社員の雰囲気を実際に感じてから決めたい人は、転職イベントに参加すると良いでしょう。転職イベントでは、それぞれの企業が会社説明をはじめ来場者と面談するブースなどを設けており直接話を聞けます。

ひとつのイベントで多くの企業が参加しているほか、キャリア相談を行うブースなどもあり、転職に役立つ情報が多く得られます。

直接応募

求人サイトや転職エージェントを介さず、直接企業のHPなどから応募するのもひとつの方法です。直接応募では、その企業に入りたいという熱意や意欲を伝えやすいです。希望する企業が明確な場合は有効な手段といえるでしょう。

また、直接応募は企業側にもメリットがある方法です。転職エージェントや転職サイトを介する採用の場合、手数料や広告費が発生するためです。特に、中小企業の場合はコストを削減できるメリットが大きく、ほかの応募者と比べて優遇される可能性もあります。

ハローワーク

厚生労働省が運営しているハローワークは、全国に設置されている公共職業安定所です。地元の企業が無料で求人を掲載できるため、地域の求人が多数集まっています。職業相談や職業紹介などのほか、面接対策や職業訓練なども受けられます。

ただし、ハローワークに掲載する求人票は、記載できる内容が限られています。必要最低限の情報のみを記載している企業も多く、求人サイトや転職イベントなどと比べると求人の良し悪しが判断しにくいでしょう。

ハローワークで条件に合う企業を見つけた際は、公式サイトや採用サイトなどもあわせて調べることをおすすめします。

地元で就職するメリットとデメリット!

ここからは、地元で就職するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

地元で働くメリットとして、主に以下のふたつが挙げられます。

・地元に貢献できる

・慣れた環境で生活できる

大学や就職で地元を離れてから、改めて地元へ恩返しがしたいと感じる人も少なくありません。地元の企業で働くことは、地域の活性化にも寄与します。特に過疎化が進む地方へのUターン就職は、大きな貢献につながるでしょう。

また、就職を機に新たな環境へ身を置く場合、不安やストレスを感じる人は多いです。地元で就職すれば、慣れ親しんだ環境で生活ができるため、安心して業務に打ち込めます。

そのほか、中小企業が多いことから、職場内での競争が少ない傾向です。自分のペースで仕事がしたい人にも向いています。エリアによっては生活コストが抑えられるメリットも得られるでしょう。

デメリット

地元(郊外)で働くデメリットは、以下のとおりです。

・人脈を広げにくい

・給与水準が低い

・キャリア形成が難しい

郊外の場合は都市部に比べて人の出入りが少なく、行動範囲が限られます。人脈が広げにくく、新たな出会いはあまり期待できません。

また、首都圏と比べると給料水準が低く、キャリア形成が難しいデメリットもあります。社員の平均年齢が高く、年功序列の習慣が残っている企業であれば、キャリアアップを目指したいと考えている人には不向きでしょう。

そのほか、大きな仕事に挑戦したい人にも向いていません。たとえば建設業界では、地方の案件は現場の規模が小さいケースが多いです。大規模案件に関わりたいという方では、物足りないと感じてしまうかもしれません。

地元の求人を探すときのポイント

地元での求人を探すときは、どのようなことに気をければ良いのでしょうか。地元や地方への転職だからこそ知っておきたいポイントをチェックしておきましょう。

転職スケジュールを立てる

転職活動をスムーズに進めるには、応募や面接など、事前のスケジュール策定が重要です。新しい企業へ就職したい時期から逆算して、必要なアクションをまとめておくことをおすすめします。

また、多くの方は仕事をしながら転職活動を進めるでしょう。この場合、転職までの期間は一般的に3~6か月程度です。退職の連絡や引継ぎなどもスケジュールに組み込んでおく必要があります。

今の住まいが都市部であったり、地元から離れていたりするようであれば、地元へ引っ越すタイミングも考えなければなりません。

現実的な希望条件にする

スムーズに仕事を見つけるには、自身の希望条件を見直すことが大切です。

郊外ではそもそも求人数が少なく、希望条件があまりに多いと適した企業を見つけられないこともあります。どうしても譲れない条件のみに絞って、優先順位をつけておきましょう。

情報収集に力を入れる

地元で自分に適した企業を見つけるためには、企業情報や求人情報の収集が大切です。ネット上で詳細な情報が得られない場合は、以下の方法も試してみましょう。

・就職説明会に参加する

・企業で働いている社員から話を聞く

・実際に商品やサービスを体験する

また、地元の有名企業は欠員が出ることも少なく、募集時期には枠がすぐに埋まる可能性が高いです。情報収集は定期的に行い、希望条件に合った求人がないかチェックすることをおすすめします。

建設業界で地元での転職を考えている人におすすめ!

地元への転職で、建設業界を考えている人は、ぜひ共同エンジニアリングへお問い合わせください。

資格や休日出勤などの各種手当、社宅完備、資格取得支援制度などの福利厚生も充実しています。経験者はもちろん、業界未経験の方でも安心して業務にあたれる環境が整っています。

そして何より、共同エンジニアリングの中途採用は、全国各地にある事業所が勤務地です。ご自身のお住まいや希望をできるだけ考慮して決定しているため、地元での求人をお探しの方もぜひ一度ご相談ください。

そのほか、国内・海外、短期・中長期と多様な求人情報を取り扱っています。地元に限らず転職先を探している方もお気軽にお問い合わせください。

まとめ

情報があふれる現代では、求人もさまざまな方法で探すことができます。しかし、本当に自分に合う企業を探すのは容易ではありません。

特に郊外は求人数が少ないため、自身の希望条件だけでなく、求人実態をしっかりと把握しておく必要があります。

地元で建設業界への就職を考えている方は、ぜひ共同エンジニアリングにご問い合わせください。皆様の熱い気持ちやアピールをお待ちしています。

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